http://www.belfasttelegraph.co.uk/photo-galleries/article13909724.ece
写真URL:
http://www.belfasttelegraph.co.uk/photo-galleries/article13909724.ece?ino=287
【URLは2009年5月3日確認。特に告知なく変更される可能性があります。またURLが変わると写真が見つけられなくなるので、「何となくこういう写真」ということがわかる程度のサムネイル画像を下記に添付します。】
キャプション:
In March 1988 two corporals, Derek Wood and David Howes, were stripped, beaten and shot dead, after driving into the path of a republican funeral in Belfast.
「1988年3月、ベルファストでのリパブリカンの葬儀が行なわれていた地域に入ってしまった英陸軍デレク・ウッド伍長とデイヴィッド・ハウズ伍長が、服を脱がされ殴られて射殺された」

この写真のコンテクストは、「ミルタウン墓地襲撃事件について」のエントリを参照。以下に該当部分を抜粋し掲示します。
暴力はここで停まりませんでした。
1988年3月19日、ミルタウン墓地襲撃で殺されたIRAメンバーの葬儀がおこなわれたときに、2人の英兵(非番で私服だった)がうっかり墓地のあたりを訪れてしまい(信じられないほど間が抜けていますが、本当に「偵察」ではなかったそうです)、疑わしく思った参列者によって車から引きずり出されて連れて行かれ、殴られて服を脱がされ、最後は射殺されるということがありました。この事件もまた、葬儀を取材に訪れたマスコミのカメラがとらえていました。殺された兵士のひとりは、もちろん北アイルランドの人ではないのですが、カトリックでした。そして彼が倒れている現場に神父さんが急行し、臨終を看取りました(last ritesをとりおこないました)。この神父さんは90年代の北アイルランド和平プロセスで非常に大きな役割を果たした聖職者のひとりです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Corporals_killings
http://www.amateurphotographer.co.uk/reviews/David_Cairns_-
_Under_fire_features_123184.html?offset=&offset=2
※上記2番目のリンクが、神父さんの最後の秘蹟の場面の写真とそれを撮影した人の解説です。写真は、流血写真がダメな人は見ない方がいいです。流血写真は平気という人でも、これはちょっとしたトラウマになるかもしれません(状況が状況だけに)。