http://www.belfasttelegraph.co.uk/photo-galleries/article13909724.ece
見出しに「2組目」と書いてあるエントリでは、本館での2番目の紹介記事で言及したものを扱っています。
なお、以下に貼り付けるURLは既に変更になっています(写真が差し替わっています)。このため、参照すべき写真をサムネイルのサイズにし、どういう写真なのかがわかる程度にした状態で添付しますので、それを参考に上記URLから探してください。

13点目は事件現場……ようやく「生前の笑顔」でないものが……ああ、Loughgall ambush (1987年5月) だ、かんべんしてくれ。これはえぐいよー。
Scene of the IRA bomb and shooting attack at Loughall [sic] Police Station which resulted in 8 IRA and 1 Civilian being killed.
なんだこのキャプション。ひどすぎる。まあ、ベルテレだからこんなもんかもしれないけど。
つい先日、「IRA潜入スパイ」のコンテクストでもこの事件が出てきたのだけれど(読んだもののなかに)、IRA内部から英当局に情報が漏れ、その情報によってSASが待ち伏せをしていた、という事件だ。たまたまその場に居合わせたまったく関係のない一般人1人も巻き添えで殺されている――服装がIRAの服装(ブルーのオーバーオール)と似ていたので射殺されたとのことだ。(だからね、イラクで米軍が乱射狂になってたことについて、英当局、特にMoDが「われわれは違う」という態度を取っていたのは、かなり質の悪い嘘だということ。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Provisional_IRA_East_Tyrone_Brigade#The_Loughgall_ambush
この待ち伏せ作戦については、2001年に、欧州人権裁判所で「英当局の行為は非合法」との判断が下されている。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/1312421.stm
Ten IRA men shot dead by British soldiers and the Royal Ulster Constabulary in Northern Ireland had their human rights violated, a European court has ruled.
Judges at the European Court of Human Rights in Strasbourg considered four separate incidents between 1982 and 1992 which led to accusations of a "shoot-to-kill" policy.