現在進行中の事件などに関しては、本家およびはてなブックマークをご参照ください。

2009年05月02日

【写真】17点目、ロイヤリストのスト@1974年

ベルファスト・テレグラフの写真特集、"A Conflict in Pictures" について、本館での最初の紹介記事から。
http://www.belfasttelegraph.co.uk/photo-galleries/article13909724.ece

なお、以下に貼り付けるURLは既に変更になっています(写真が差し替わっています)。このため、参照すべき写真をサムネイルのサイズにし、どういう写真なのかがわかる程度にした状態で添付しますので、それを参考に上記URLから探してください。




17-200.jpg

歓喜に沸く群集の中で、女の人がピースサインをしています……というだけだとナショナリストの何かとか公民権デモと短絡してしまいそうですが、これはユニオニストのコミュニティの写真。
http://www.belfasttelegraph.co.uk/photo-galleries/article13909724.ece?ino=56
【キャプションの概要】
北アイルランド全域でロイヤリストのストと封鎖が行なわれ、パワー・シェアリングの行政府がつぶれたことを通りに出て祝う東ベルファストの人々。撮影者:Justin Kernoghan

詳細は下記参照。1974年です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ulster_Workers_Council_Strike
http://cain.ulst.ac.uk/events/uwc/chr.htm

この写真では通りにいるのは小学生から中学生くらいの年齢の人たちと高齢の女性が主で、後方にユニオニストの楽団、その後方というか道路の端のほうに若い男性が何人か。小学生や中学生が「パワー・シェアリングの行政がつぶれた」ことの意味がしっかりわかっているとは思えません。そういうことがわかっていそうな年齢の男性はここにはいません。たぶんここではなく別のところにいるのでしょうが、「テロリストに政治参加はさせない」ということが染み付いていたのでしょう。映画『ミキボーと僕』にも少しそういうのは出てきましたが。


posted by nofrills at 09:10 | TrackBack(0) | 写真で見る北アイルランド紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

※誤訳・誤記・誤変換などのご指摘やエントリの内容についてのご質問などは、
コメント投稿専用エントリのコメント欄にお寄せください。


この記事へのトラックバック




*参考書籍*

北アイルランド紛争についての英書

英語ではとても読みきれない(買いきれない、収納しきれない)ほどの本が出ていますが、筆者は特に下記の書籍を参照しています。
※画像にポインタを当てると簡単な解説が出ます。

031229416607475451970717135438
The IRA
Tim Pat Coogan
Loyalists
Peter Taylor
Killing Finucane
Justin O'Brien

北アイルランド紛争について、必読の日本語書籍
筆者はこのブログを書く前に、特にこれらの書籍で勉強させていただいています。

4621053159 4846000354
IRA(アイルランド共和国軍)―アイルランドのナショナリズム
アイルランド問題とは何か
鈴木 良平

北アイルランド紛争の歴史
堀越 智

IRA―アイルランドのナショナリズム(第4版増補)
鈴木良平

458836605X
暴力と和解のあいだ
尹 慧瑛
→「北アイルランド」での検索結果
→「Northern Ireland」での検索結果
* photo: a remixed version of "You are now entering Free Derry",
a CC photo by Hossam el-Hamalawy
http://flickr.com/photos/elhamalawy/2996370538/


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。