http://www.belfasttelegraph.co.uk/photo-galleries/article13909724.ece
なお、以下に貼り付けるURLは既に変更になっています(写真が差し替わっています)。このため、参照すべき写真をサムネイルのサイズにし、どういう写真なのかがわかる程度にした状態で添付しますので、それを参考に上記URLから探してください。

歓喜に沸く群集の中で、女の人がピースサインをしています……というだけだとナショナリストの何かとか公民権デモと短絡してしまいそうですが、これはユニオニストのコミュニティの写真。
【キャプションの概要】
北アイルランド全域でロイヤリストのストと封鎖が行なわれ、パワー・シェアリングの行政府がつぶれたことを通りに出て祝う東ベルファストの人々。撮影者:Justin Kernoghan
詳細は下記参照。1974年です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ulster_Workers_Council_Strike
http://cain.ulst.ac.uk/events/uwc/chr.htm
この写真では通りにいるのは小学生から中学生くらいの年齢の人たちと高齢の女性が主で、後方にユニオニストの楽団、その後方というか道路の端のほうに若い男性が何人か。小学生や中学生が「パワー・シェアリングの行政がつぶれた」ことの意味がしっかりわかっているとは思えません。そういうことがわかっていそうな年齢の男性はここにはいません。たぶんここではなく別のところにいるのでしょうが、「テロリストに政治参加はさせない」ということが染み付いていたのでしょう。映画『ミキボーと僕』にも少しそういうのは出てきましたが。