In the Name of the Father
Director: Jim Sheridan
http://www.imdb.com/title/tt0107207/

やらんでもいいことをやってIRAに目をつけられた「カトリック」の青年ジェリーが故郷ベルファストを出てロンドンに出るところから、爆弾事件、突然の逮捕、警察での無茶苦茶な取調べ、さらに輪をかけて無茶苦茶な裁判……これらが非常にぎっちりと描かれた映画。原作はジェリー・コンロンの手記。
![]() | 父の祈りを (集英社文庫) ゲリー・コンロン 集英社 1994-10 by G-Tools |
1989年、ついに彼らの無実が証明されたときには、マグワイア・セヴンは刑期を満了し出所していた。当時13歳だったマグワイア家の息子、パトリックは最近『お父さんの時計 My Father's Watch』という回想記を出しているが、残念ながら私は未読である。
ジュゼッペ・コンロンは、若いころの炭鉱での仕事が元で罹患していた肺の病が進行し、1980年1月、獄中で死亡した。
ギルフォード爆弾事件は、真犯人は判明しているが、真犯人の逮捕・起訴は行なわれていない。
違法な形での尋問を行なった警官も、結局は責任を問われていない。
「ギルフォード・フォーの冤罪」の問題点について、日本語で読めるページ:
http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~ibusuki/pub/INORI.HTM
※法律がご専門の方の文章です。
ジェリー・コンロンのお母さん、サラ・コンロンさんの訃報(2008年7月):
http://nofrills.seesaa.net/article/103267521.html
「ギルフォード・フォーの冤罪」について、英語版ウィキペディア:
http://en.wikipedia.org/wiki/Guildford_Four
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